基本情報

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永井 重徳(ナガイ シゲノリ)

NAGAI Shigenori


職名

准教授

ホームページ

http://www.tmd.ac.jp/mim/

研究分野・キーワード

免疫、細菌感染

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 東京大学  薬学部  薬学科  1995年  卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 東京大学  薬学系研究科  生命薬学専攻  修士課程  1997年03月  修了

  • 東京大学  医学系研究科  社会医学専攻  博士課程  2001年03月  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学)  東京大学

経歴(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2013年09月
    -
    2018年03月
    東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 口腔機能再構築学講座 分子免疫学 准教授
  • 2018年04月
    -
    現在
    東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 口腔機能再構築学講座 分子免疫学 准教授

経歴(学外) 【 表示 / 非表示

  • 2001年04月
    -
    2002年01月
    東京大学 医学部 特任研究員
  • 2002年02月
    -
    2007年03月
    慶應義塾大学 医学部 助手
  • 2007年04月
    -
    2013年06月
    慶應義塾大学 医学部 助教
  • 2012年10月
    -
    2019年03月
    東邦大学 理学部 非常勤講師
  • 2013年07月
    -
    2013年08月
    慶應義塾大学 医学部 講師

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 日本免疫学会

  • 日本細菌学会

  • 日本分子生物学会

  • 日本薬学会

  • 日本ヘリコバクター学会

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2016年10月
    -
    現在
    日本免疫学会 評議員
  • 2017年10月
    -
    現在
    口腔病学会 評議員

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 免疫学

資格、免許 【 表示 / 非表示

  • 薬剤師

 

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 免疫細胞のクロストークによる抑制性免疫応答制御機構の解明,2017年04月 - 2020年03月

  • 粘膜細菌感染におけるFoxp3陰性IL-10産生制御生T細胞の分化・機能の解析,2014年04月 - 2017年03月

  • Th17細胞分化におけるPI3K-Akt-mTORC1経路による制御機構の解明,2012年04月 - 2014年03月

  • Helicobacter pylori胃炎発症の制御に関わるヘルパーT細胞の役割,2009年04月 - 2011年03月

  • 腸管免疫系の炎症誘発に関わるTh17細胞の機能・分化におけるPI3Kの役割,2008年04月 - 2010年03月

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競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 口腔慢性病変および口腔癌における負の免疫動態解析と全身への影響

    文部科学省/日本学術振興会 : 2018年 - 2020年

  • 免疫細胞のクロストークによる抑制性免疫応答制御機構の解明

    文部科学省/日本学術振興会 : 2017年 - 2019年

  • 粘膜細菌感染における Foxp3陰性IL-10産生制御性T細胞の分化・機能の解析

    文部科学省/日本学術振興会 : 2014年 - 2016年

  • 口腔特有の免疫応答制御メカニズムの解明

    文部科学省/日本学術振興会 : 2014年 - 2016年

  • Th17細胞分化におけるPI3KーAktーmTORC1経路による制御機構の解明

    文部科学省/日本学術振興会 : 2012年 - 2013年

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論文・総説 【 表示 / 非表示

  • Ao X, Yang Y, Okiji T, Azuma M, Nagai S.. Polymorphonuclear Myeloid-Derived Cells That Contribute to the Immune Paralysis Are Generated in the Early Phase of Sepsis via PD-1/PD-L1 Pathway Infection and Immunity. 2021.05; 89 (6): e00771-20. ( PubMed, DOI )

  • Wongtim K, Ikeda E, Ohno T, Nagai S, Okuhara S, Kure K, Azuma M.. Overexpression of PD-L1 in gingival basal keratinocytes reduces periodontal inflammation in a ligature-induced periodontitis model Journal of Periodontology. 2021.05; ( PubMed, DOI )

  • Ishihama H, Ishii K, Nagai S, Kakinuma H, Sasaki A, Yoshioka K, Kuramoto T, Shiono Y, Funao H, Isogai N, Tsuji T, Okada Y, Koyasu S, Toyama Y, Nakamura M, Aizawa M, Matsumoto M.. An antibacterial coated polymer prevents biofilm formation and implant-associated infection Scientific Reports. 2021.02; 11 (1): 3602. ( PubMed, DOI )

  • Nagata M, Toyonaga K, Ishikawa E, Haji S, Okahashi N, Takahashi M, Izumi Y, Imamura A, Takato K, Ishida H, Nagai S, Illarionov P, Stocker BL, Timmer MSM, Smith DGM, Williams SJ, Bamba T, Miyamoto T, Arita M, Appelmelk BJ, Yamasaki S.. Helicobacter pylori metabolites exacerbate gastritis through C-type lectin receptors Journal of Experimental Medicine. 2021.01; 218 (1): e20200815. ( PubMed, DOI )

  • Yang Y, Nagai S, Kang S, Xia Y, Kawano Y, Miyake K, Karasuyama H, Azuma M. Tolerogenic properties of CD206+ macrophages appeared in the sublingual mucosa after repeated antigen-painting. International Immunology. 2020.08; 32 (8): 509-518. ( PubMed, DOI )

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • Shigenori Nagai and Miyuki Azuma. Co-signal Molecules in T Cell Activation. Springer, 2019 The CD28-B7 Family of Co-signaling Molecules (ISBN : 978-981-32-9716-6)

  • 分担;白木 文子、永井 重徳、 監訳;松島綱治、山田幸宏. 第12章液性免疫のエフェクター機構;分子細胞免疫学 第7版. エルゼビアジャパン, 2014.11 液性免疫のエフェクター機構

  • 永井 武、永井 重徳 他. 臨床粘膜免疫(第1版). 株式会社シナジー, 2010.11 病原細菌に対する粘膜免疫

  • 永井 重徳. 免疫学イラストレイテッド 第7版. ELSEVIER, 2009.08 第14章「細菌・真菌に対する免疫.」

  • 永井 重徳 他. 別冊・医学のあゆみ「サイトカイン」. 医歯薬出版株式会社, 2004.04 樹状細胞の産生するサイトカイン

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • W Namangkalakul, S Nagai, K Nakahama, M Takechi, S Iseki.. Fibroblast growth factor 18 Activity on Calvarial Bone Regeneration.. The 2021 IADR/AADR/CADR General Session & Exhibition 2021.07.21 U.S.A. (Web)

  • Namangkalakul Worachat、永井 重徳、中浜 健一、秋吉 一成、武智 正樹、井関 祥子.. Effects of Indirect Activity of Fibroblast Growth Factor 18 on M2-like Macrophage Polarization in Calvarial Bone Healing. 第42回日本炎症・再生医学会 2021.07.07 Web

  • 新田 藍子、永井 重徳、相澤 守.. 免疫賦活剤を担持したリン酸三カルシウムセラミックスの免疫細胞応答性.. 第142 回無機マテリアル学会 2021.06.04 Web

  • 加島 義久、西井 直人、立浪 秀剛、永井 重徳、原田 浩之、東 みゆき.. 境界部に限局したCD8+T細胞と制御性T細胞の浸潤を認める同所性マウス舌扁平上皮癌モデル.. 第79回日本癌学会 2020.10.01 広島

  • 敖 翔、東 みゆき、永井 重徳.. ザイモザン誘導性免疫麻痺モデルにおけるPD-1/PD-L1経路の役割. 第62回歯科基礎医学会 2020.09.11 鹿児島(Web)

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特許 【 表示 / 非表示

  • 細胞培養基材、細胞培養基材の製造方法、細胞培養方法、及び細胞培養装置

    出願番号: 2014-192763

  • キャリア

    特許番号: 5145700

  • ヒト活性化Th1およびTh2細胞発現遺伝子群

    公開番号: 2002-186482

  • ヒト成熟/活性化樹状細胞発現遺伝子群

    公開番号: 2001-327293

受賞学術賞 【 表示 / 非表示

  • 日本ヘリコバクター学会 上原H. pylori優秀賞,2007年

その他業績 【 表示 / 非表示

  • 「舌下粘膜に現れるCD206陽性マクロファージは、舌下免疫療法の免疫抑制に関わる」―口腔粘膜での免疫抑制メカニズムを解明―,2020年04月

    東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科分子免疫学分野の永井重徳准教授および同大学院生ヤン・ユ エらの研究グループは、舌下への抗原反復塗布により舌下粘膜に現れる CD206 陽性マクロファージが、免疫 寛容*2 に関わることを見出しました。この研究は、文部科学省研究費補助金の支援のもとで行われたもので、 その研究成果は、国際科学誌 International Immunology に、2020 年 3 月 4 日にオンラインで発表されました。
    【研究の背景】
    花粉症やダニアレルギーに対する治療(脱感作療法)として、原因となる花粉やダニエキス(アレルゲン)など を、舌下に長期に渡り投与する治療法(舌下免疫療法)が本邦で行われていますが、どのような免疫細胞が関 わっているか、そのメカニズムは明らかになっていませんでした。
    抗原提示細胞である樹状細胞は、外来抗原を捕捉し自然免疫応答を起動させるとともに、その抗原情報を T 細胞に伝えて獲得免疫応答を起動する免疫システムの司令塔の役割を果たしています。口腔粘膜は、皮膚と 同じ重層扁平上皮からなり、免疫学的な観点からも皮膚に近いと考えられてきましたが、実際には皮膚と口腔 粘膜間の樹状細胞の分布や機能には大きな違いがあります。本研究グループはこれまでに、舌下粘膜へ抗原を反復塗布することによって、典型的な樹状細胞に代わり、形態がマクロファージに似た CD206 陽性細胞の割 合が増加することを見出し、CD206 陽性細胞が舌下免疫療法における免疫寛容に関与することを明らかにし ました(Vaccine, 2014)。しかし、この CD206 陽性細胞の性状については、これまで明らかになっていませんでし た。マクロファージの分化・機能は、組織環境に大きく影響を受けることが知られており、炎症反応に関わる古 典的なマクロファージ(M1 型)だけでなく、免疫を抑制するマクロファージ(M2 型)が誘導されることも近年明ら かにされ、M2 型マクロファージは免疫寛容に関与すると考えられています。
    【研究成果の概要】
    本研究グループは、ハプテン抗原として FITC を反復塗布した舌下粘膜から免疫細胞を分離して、CD206+ 細 胞がどのような特徴を持つ細胞であるかを検討しました。その結果、CD11b,CD11c 及び CD206 分子の発現 パターンから、CD206 陽性細胞は CD11b を中程度発現する CD11c 陰性細胞であり、単球マーカー分子 Ly6C の発現が低く、組織マクロファージマーカー分子 F4/80,CD169 及び TIM-4 を発現していたことから、組織に定 着するマクロファージと考えられました。また、抗原提示に必要な MHC クラス II 分子や、T 細胞活性化に必要 な共刺激分子 CD80,CD86 の発現は低く、T 細胞を活性化する能力は弱いと推察されました。さらに、マイクロ アレイ法による網羅的遺伝子発現解析により、ホメオスタシス維持及び免疫抑制に関わる分子をコードする遺 伝子群、さらに M2 型マクロファージに特徴的な Fizz1, Aldh1a1, Aldh1a2 も強く発現していました。
    生体内における CD206 陽性マクロファージの役割を探るため、マウス舌下粘膜へ FITC を反復塗布し、舌下 粘膜に CD206 陽性マクロファージの割合が多い状態を誘導してから、抗原を舌下投与して、所属リンパ節にお いて抗原に対する T 細胞応答を調べました。すると、FITC1回塗布群と比較して T 細胞の増殖が抑えられ、炎 症性サイトカイン IFN-を産生する T 細胞の割合が減少する一方、免疫抑制性 T 細胞の割合が増加したこと から、CD206 陽性マクロファージが、免疫寛容に関わることが示唆されました。
    この免疫抑制メカニズムの1つとして、CD206 陽性マクロファージが樹状細胞を介して、間接的に T 細胞応答 を制御していることが推察されました。そこで、CD206 陽性マクロファージと樹状細胞を共培養したところ、 CD206 陽性細胞から産生される抗炎症性サイトカイン IL-10 によって、MHC クラス II 陽性 CD86 高発現樹状細 胞の割合、および Th1 応答に関わるサイトカイン IL-12 を産生する樹状細胞の割合が、CD206 陽性マクロファ ージによって抑えられることが明らかになりました。
    【研究成果の意義】
    舌下粘膜への抗原反復塗布によって増加する CD206 陽性細胞は、粘膜組織に定着する寛容マクロファージ であることが見出されました。この細胞は舌下粘膜において、樹状細胞に働きかけることによって、その抗原提 示能を弱めて間接的に T 細胞応答を抑制し、免疫寛容を誘導することが示されました。この舌下粘膜 CD206 陽性マクロファージをターゲットとする新たな免疫制御法の開発に繋がることが期待されます。

  • プレスリリース「自己免疫疾患の原因となる免疫細胞が増える新たな仕組みを発明 --- 副作用の少ない治療法の開発に期待 ---」,2013年03月

    関節リウマチ、炎症性腸疾患などの自己免疫疾患は、免疫システムが自分自身の正常な細胞や組織に対してまで攻撃してしまうため発症しますが、その原因として免疫システムで司令塔の役割をするヘルパーT細胞(T細胞の一種である細胞、以下、Th細胞)の細胞のなかでも、近年発見された「Th17細胞」が大きく関与していると考えられています。そのため、自己免疫疾患の治療標的として世界中で盛んに研究されていますが、Th17細胞がどのように増えるのか、その仕組みは十分には明らかになっていません。今回、脂質リン酸化酵素の一種である「PI3K」がTh17細胞を増やす仕組みを明らかにし、さらにその仕組みを阻害する薬剤を自己免疫性腸炎のモデルマウスに投与して、症状を改善することに成功しました。
    PI3KはTh17細胞を増やすだけでなく、さまざまな細胞で細胞分裂や代謝を起こす重要な役割を担っています。今回明らかになった新たな仕組みをさらに研究することによって、Th17細胞の増加にのみ関わるたんぱく質を抑制することができれば、さまざまな自己免疫疾患に対する、副作用の少ない治療法の開発につながるものと期待されます。

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 感染と生体防御,2013年 - 現在

  • 感染予防,2021年 - 現在

  • 疾病の成り立ちと回復過程の促進,2014年 - 現在

  • 大学院講義 分子免疫学,2013年 - 現在

担当授業科目(学外) 【 表示 / 非表示

  • 分子医学,東邦大学大学院理学研究科

  • 細菌学,島根大学医学部