職名 |
氏名(カナ) |
研究者情報 |
教授 |
三浦 雅彦(ミウラ マサヒコ) |
研究者情報 |
准教授 |
渡邊 裕(ワタナベ ヒロシ) |
研究者情報 |
講師 |
戒田 篤志(カイダ アツシ) |
研究者情報 |
助教 |
中村 伸(ナカムラ シン) |
研究者情報 |
助教 |
栗林 亜実(クリバヤシ アミ) |
研究者情報 |
助教 |
今泉 晶子(イマイズミ アキコ) |
研究者情報 |
特任助教 |
野島 瞳(ノジマ ヒトミ) |
研究者情報 |
非常勤講師 |
遠山 皓基(トオヤマ コウキ) |
研究者情報 |
非常勤講師 |
坂本 潤一郎(サカモト ジュンイチロウ) |
研究者情報 |
大学院生 |
YOMTAKO SUPASITH(ヨンタ ゴー スパシツ) |
研究者情報 |
大学院生 |
隠岐 安利紗(オキ アリサ) |
研究者情報 |
大学院生 |
BUENO DE MESQUITA CARULINA(ブエノ デ メスキッタ カルリナ) |
研究者情報 |
医員(歯病) |
能村 嘉一(ノムラ ヨシカズ) |
研究者情報 |
医員(歯病) |
田口 美晴(タグチ ミハル) |
研究者情報 |
医員(歯病) |
久米 咲子(クメ サキコ) |
研究者情報 |
概要
口腔顎顔面領域における画像診断ならびに放射線治療に関する教育、研究、臨床を行っている。
研究活動
・断面画像による顎口腔領域病変の鑑別診断、拡散強調MRIやDynamic MRI、MR sialography等を用いた唾液腺疾患の診断、神経血管系疾患や顎関節疾患等を対象とした新しいMRI診断法の開発。
・口腔領域悪性腫瘍患者の予後予測に関するCT画像診断の役割に関する研究。
・口腔がんの放射線治療に関連した臨床研究ならびに新たな治療法の開発。
・シグナル伝達機構、DNA損傷修復機構の観点から見た分子生物学的、細胞生物学的、放射線生物学的研究。
教育活動
歯科放射線学は、口腔・顎・顔面領域の疾患を主な対象とする放射線の医学的利用について体系づけた臨床歯科医学の専門分野である。学部学生に対しては、疾患の診断と治療に関係する理論と知識及び基本的技術を身につけることを目標として、講義と実習を行う。一方、大学院における教育では、最新の画像診断技術の歯科領域への応用や生物学的基礎に基づく口腔がんの放射線治療に関する専門的教育を中心として教育を行う。
教育方針
最近の放射線医学の進歩は著しく、現在の医療技術も将来の科学や技術的進歩に応じて変化することから、自己の生涯学習の基盤となる様な教育に配慮する事を重視している。自分で問題点を抽出し、それを解決するための発想、方法論を導きだせる研究者としての資質を涵養する。
臨床活動および学外活動
当分野の臨床部門として、画像診断および放射線治療が挙げられる。
1. 画像診断
64列マルチスライスCTスキャナおよび3テスラMRI撮像装置を用いた顎顔面領域の診断は、当分野における画像診断業務の中核をなしている。前者では通常の断面画像に加えて、顎顔面骨や歯列の三次元画像表示、顎骨の多断面画像表示等の画像処理を行なっており、後者では特に三叉神経痛や唾液腺疾患、顎関節疾患に対して新しい撮像法を開発しこれを臨床症例に適用している。また本学PET核医学センターにおいても、主に口腔悪性腫瘍のPET-CT診断に携わっている。
2. 放射線治療
医系診療部門の放射線治療科と密接に連携しながら、口腔領域悪性腫瘍の放射線治療に携わっている。具体的には、小線源治療による根治的放射線療法、術前・術後照射等の診療を行い、治療後の組織欠損や機能障害がほとんどないQOLの高いがん治療を実施している。さらに、歯科の専門外来(口腔外科外来、顎顔面補綴外来)と連携をとりながら、患者個人の病態ならびに要望に最も適した診療となるよう取組んでいる。
臨床上の特色
64列マルチスライスCTスキャナ、歯科用コーンビームCTおよび3テスラMRI撮像装置を用いた精度の高い診断を歯科放射線専門医が行っている。
切らずに治す唯一の方法である口腔がんの小線源治療を大きな特色として、歯科放射線専門医、口腔放射線腫瘍認定医が、医系診療部門の放射線腫瘍医と連携しながら実施している。