概要 研究活動 教育活動 教育方針 臨床活動および学外活動 臨床上の特色
ホームページ https://tcidea-cid.org/

スタッフ

職名 氏名(カナ) 研究者情報
教授 具 芳明(グ ヨシアキ)
准教授 岡本 耕(オカモト コウ)
講師 田頭 保彰(タガシラ ヤスアキ)
助教 栗田 崇史(クリタ タカシ)
大学院生 堀内 弘司(ホリウチ ヒロシ)
大学院生 長原 慶典(ナガハラ ヨシノリ)
大学院生 関谷 紀貴(セキヤ ノリタカ)
特任研究員 縣 智香子(アガタ チカコ)
特任研究員 坂口 みきよ(サカグチ ミキヨ)
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概要

統合臨床感染症学分野は感染症の臨床を中心に研究と教育を担当しています。大学病院では感染症内科と感染制御部を担当しています。感染症に関する疫学研究を中心とした研究や感染症全般の教育活動を行っています。
また、東京医科歯科大学の「感染症パンデミックを複層的に征圧するプラットフォーム事業」の中核として、本学の感染症研究・教育を推進する役割を担っています。当分野は、2023年に設立されたTMDU感染症センターの臨床医学部門を担当しています。
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研究活動

抗菌薬適正使用や院内感染の制御に関する研究を中心に感染症に関する臨床・疫学研究をさまざまな視点から行っています。
なかでも、国内外で大きな問題となっている薬剤耐性(AMR)に関連する病院疫学研究や、医療従事者・一般市民の意識を探り行動変容をめざす研究に力を入れて取り組んでいます。
東京都と連携し、医療機関や公衆衛生のCOVID-19パンデミックに対する対応についての研究も行っています。
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教育活動

私たちは将来を担う感染症専門家を育成することに力を注いでいます。感染症は医療全般に関わることから、感染症診療や感染制御の基本的な対応を身につけた医師を増やしていくことも重要な課題です。多職種を対象とした教育も重要です。私たちはさまざまな段階に応じた教育を提供し、人材育成に取り組んでいます。

卒前教育
医学科3年生の講義(臨床・感染)や医学科5,6年生の臨床実習を中心に感染症診療・感染制御に関する講義や実習を担当しています。あらゆる医師・医療従事者が身につけておくべき感染症診療や感染対策の基本を、興味をもって学ぶことができるよう工夫しています。

卒後教育
初期研修医(ローテート)、専攻医、専門医をめざすフェローシップなど、それまでの経験やキャリアプランに応じたプログラムを提供します。

大学院教育
臨床感染症や感染症疫学を中心に多角的に感染症に取り組む専門家の育成を目指しています。
AMR対策、病院疫学、病院感染症のコントロールなどをテーマとしています。

生涯教育
臨床のどの分野においても多かれ少なかれ感染症の診療に関わることになります。感染症の診断と治療に関する情報を提供し、生涯教育に貢献しています。
薬剤師や看護師、臨床検査技師など多職種を対象とした教育にも取り組んでいます。
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教育方針

臨床感染症や感染症疫学を中心に多角的に感染症に取り組む専門家の育成を目指しています。
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臨床活動および学外活動

東京医科歯科大学病院では感染症内科と感染制御部を担当しています。
感染症内科は2021年10月に開設された新しい診療科です。各科からの相談に対応した診療を中心とし、主に入院患者さんに発生するさまざまな感染症の診断と治療を行っています。発熱など感染症が疑われる症状の原因となっている微生物を突き止め、その微生物や患者さんの状態に合わせて最適な治療法を選択しています。
感染制御部は、病院内で発生する感染症を予防するとともに広がりを防ぎ、患者さんが安心して医療を受けられる環境を整えています。関係各部門と連携を取りながら多職種のチームで取り組んでいます。
私たちは近年大きな問題となっている薬剤耐性(AMR)対策のため、抗菌薬適正使用の推進に取り組んでいます。感染症内科と感染制御部が一体となり、抗菌薬使用状況を把握するとともに、感染症治療の適正化を通じてAMRの抑制と治療成績の向上をめざしています。
学外では、東京都に事業提案を行い、2022年度から3カ年の計画で「中小病院におけるポストコロナ時代の感染症健康危機への対応能力強化事業」を行っています。その他にも学会活動や公的な活動などさまざまな活動を行っています。
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臨床上の特色

感染症内科は各科からの相談に応じたコンサルテーション診療を行っています。臓器を問わずさまざまな感染症への対応を通じて各診療科を支援し、大学病院全体の感染症診断と治療に貢献しています。感染制御部は感染症の予防を中心に取り組んでいます。これらの活動を通じ、大学病院の高度医療を支える役割を担っています。
外来診療ではHIV感染症を含む感染症診療や、感染症を予防するためのワクチン接種を行っています。
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