概要 研究活動 教育活動 教育方針 臨床活動および学外活動 臨床上の特色
ホームページ http://www.tmd.ac.jp/med/med3/cvm/

スタッフ

職名 氏名(カナ) 研究者情報
教授 笹野 哲郎(ササノ テツオ)
准教授 前嶋 康浩(マエジマ ヤスヒロ)
助教 杉山 知代(スギヤマ トモヨ)
特任准教授 米津 太志(ヨネツ タイシ)
特任助教 井原 健介(イハラ ケンスケ)
特任助教 新田 義一(ニッタ ギイチ)
特任助教 岩宮 賢(イワミヤ サトシ)
医員(医病) 的場 孝盛(マトバ タカモリ)
医員(医病) 小西 裕二(コニシ ユウジ)
レジデント 原 聡史(ハラ サトシ)
レジデント 戸舍 稚詞(トヤ チサシ)
レジデント 住野 陽平(スミノ ヨウヘイ)
レジデント 木村 弥生(キムラ ヤヨイ)
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概要

 循環制御内科学分野(診療科:循環器内科)では、虚血性心疾患· 不整脈· 心不全といった循環器疾患の克服を目的として、研究・臨床・教育に取り組んでいる。特に、基礎研究と臨床をつなぐトランスレーショナル研究、およびAIや生体モニタリングデバイスを用いた医工連携研究に注力しているほか、冠動脈イメージングや冠血流の生理学的評価、臨床電気生理学検査とカテーテルアブレーション、重症心不全に対する集学的治療などの臨床活動と、それに立脚した臨床研究を展開している。これらの活動をもとに、日本ばかりでなく世界で活躍できる人材を教育することを目的として、physician scientistを要請するべく教育を行う。
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研究活動

 心血管疾患の成因や病態を明らかにするために、モデル動物や臨床検体を用いて病理学· 細胞生物学· 分子生物学· 免疫学などの手法により解析を行う。特に基礎電気生理学と不整脈の発生基盤に関する研究、心不全の病態解明と新規治療法に関する研究、遠隔生体モニタリングと·AIを用いた精密医療・先制医療に関する研究を展開している。
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教育活動

 当分野では、心血管疾患に関して幅広く診療を行っており、教育活動についても循環器疾患全般を担当している。特に、虚血性心疾患· 不整脈· 心臓弁膜症· 心筋症など多岐にわたる疾患やその終末像としての心不全を包含しており、血管における病変も動脈硬化性疾患や血管炎など多彩である。さらに、画像診断や電気生理を中心にした新しい診断手法や、血管内カテーテルを用いた先進的治療、重症心不全に対する集学的治療を行っており、これらに関する教育体制を確立している。
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教育方針

 技術や知識の習得のみにとどまらず、病態解明や治療法の開発に関する研究マインドを備えたphysician scientistを養成する。
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臨床活動および学外活動

 心血管病の診断、治療法について演習を行い、必要な手技を取得する。特殊検査法には心臓超音波、心臓カテーテル、血管造影、電気生理学的検査、心臓病理、シンチグラフィー、などが含まれており、総合的な診断演習、治療方針についての思考論理を学ぶ。治療法としては薬物療法の他、カテーテルインターベンション、アブレーション等の適応と手技を修得する。
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臨床上の特色

 おもな診断・治療法:虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心不全、不整脈(頻脈性不整脈・徐脈性不整脈)、後天性心臓弁膜症、心筋症(心サルコイドーシスなどの二次性心筋症を含む)、高安動脈炎(国内最多の症例数)、先天性心疾患、肺高血圧症、高血圧症・血圧調節異常(神経調節性失神)など。
高度な先進医療:冠動脈複雑病変に対するカテーテル治療、エキシマレーザー冠動脈形成術、難治性不整脈に対するカテーテルアブレーション、感染ペースメーカー抜去、高安動脈炎に対する診断・治療、心臓移植を必要とする重症心不全に対する補助人工心臓治療、心臓移植適応検討など。
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