概要 研究活動 教育活動 教育方針 臨床活動および学外活動

概要

大学院医歯学総合研究科環境社会医歯学講座研究開発学分野は、2000年に新設された大学院講座で、教授には当時医学部附属病院医療情報部教授であった高瀬浩造が就任した。2010年までは、高瀬が医療情報部長を併任していたため病院との関係が深かったが、現在は統合情報機構副機構長およびCISOを兼務しているため、大学の情報戦略との関係が深い。また、高瀬が最高裁判所の司法修習委員、東京地方裁判所の裁判所委員を務めており、法曹界との接点も多い。構成員は、教授の高瀬一人であるが、他大学を含めた連携研究などにより、情報領域・医療訴訟・機器開発・医療管理を中心に包括的に研究・教育を行っている。
修士課程医歯理工学専攻医療管理政策学(MMA)の医療管理学コースを担当しており、修士課程学生はこのコースに属している。また、博士課程学生の大半は、このコース出身者で占められている。
なお、教授の高瀬浩造が2021年3月末をもって定年退職したため、当講座は終了した。
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研究活動

クリニカルパスの導入
医療訴訟と専門情報
医療事故と医療訴訟
病院経営組織論
医療政策
診療情報の管理と個人情報保護
医療におけるホスピタリティー
ガイドラインと医療の質
診療科におけるレジデントスキル教育プログラム
患者満足度と患者経験
医療工学的機器開発支援
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教育活動

病院情報管理学
医療におけるTQM
生物学的バイアスとデータマネジメント
医療政策統計学
Medical Informatics
医療と法律、医療倫理
一橋大学複合領域コース 健康増進政策論、医学総論、医療危機管理論
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教育方針

医療制度、医療管理、医療周辺技術支援にかかわる研究開発の手法を修得することを目的とし、その過程での問題解決の手段あるいは研究開発の実践を学習する。

特論では、医学・歯学における研究開発プロジェクト策定の手法、臨床応用における問題点の解決、プロジェクト実行・進捗管理の方法について概説する。特に、基礎研究成果を臨床応用する際の、倫理的・哲学的問題点、社会学的問題点、および法的規制との関連に重点を置き、研究への先行投資がいかに実社会に貢献できる可能性があるのかについてシミュレーションを行う。
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臨床活動および学外活動

高瀬浩造:最高裁判所司法修習委員
高瀬浩造:東京地方裁判所裁判所委員
高瀬浩造:日本クリニカルパス学会評議員・編集委員
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