概要 研究活動 教育活動 教育方針 臨床活動および学外活動
ホームページ http://www.tmd.ac.jp/dent/oan2/index.htm

スタッフ

職名 氏名(カナ) 研究者情報
准教授 田畑 純(タバタ マコト)
技術職員 杉浦 真琴(スギウラ マコト)
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概要

硬組織構造生物学分野は、前身が歯学部口腔解剖学第2講座である。このため、組織学、細胞生物学、分子生物学などの手法を用いて歯の発生、歯を構成する細胞の分化、歯の進化などのメカニズム研究を行っている。また、教育では、主として歯学部2年生の組織学関連の科目を担当しているほか、解剖体業務にも関わっている。
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研究活動

歯の発生の分子的なメカニズムを解明することが第1の目標である.また,骨やウロコなどの硬組織を用いて,歯や硬組織の細胞分化や進化の仕組みを解明することが第2の目標である.大きく4つのテーマに取り組んでいる.

1)歯胚発生の研究
Research of Tooth Germ Development
マウスの臼歯は、ヒトの歯とよく似た形態であり、器官培養が可能です。そこで、培養歯胚を用いて、歯胚の発生に関与している 因子の機能や相互作用を研究しています。上皮間葉相互作用に関わる因子の解明と歯冠の凹凸形成のメカニズムを知ることが、最終目標です。


2)エナメル芽細胞の研究
Research of Ameloblast Differentiation & Function
ラットの切歯は常に伸び続ける歯(=常生歯)であるため、その唇側面ではエナメル質形成が常に起こっています。そこで、この上皮部分から細胞を調整し、無血清培地を用いた初代培養を行って、エナメル芽細胞の研究を行っています。


3)魚類のウロコや歯の研究  
Research of Fish Scales & Teeth
魚類のウロコは、歯と起源を同じくする器官で、その組織や発生様式、発生段階の発現遺伝子などに共通性があります。そこで、 歯の起源や進化を探る目的で、キンギョ、メダカ、ガーパイク、ポリプテルス、サメ、シーラカンスなどのウロコや歯を用いて、研究をしています。


4)魚類を使った宇宙実験  
Space Experiments using Fish
2010年にキンギョを用いた宇宙実験 Fish Scales が実施されました(田畑)。また、2012年にはメダカを用いた宇宙実験 Medaka Osteoclastが実施されました(高野)。どちらも国際宇宙ステーション(ISS)で行われた微少重力下での骨代謝実験です。


5)歯の比較形態学  
Comparative Morphology of the Tooth
本学歯学部が持つさまざまな動物の骨標本と組織標本を使って、記載研究を行っています。比較解剖学、比較組織学、進化などの研究を展開しようと考えています。
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教育活動

歯学部1年:基礎情報医歯学(講義と演習、3時間)
歯学部2年:組織学総論(講義と実習、3時間x9)
歯学部2年:組織学各論(講義と実習、3時間x14)
歯学部2年:口腔組織・発生学(講義と実習、3時間x11)
歯学部2年・医学部2年:融合カリキュラム・頭頸部基礎(講義と実習、3時間x3)
歯学部6年:臨床セミナー(講義、1時間)

大学院修士:歯と口腔の組織学(2時間x2)
大学院博士:歯の発生と進化(2時間x5)
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教育方針

本分野は口腔解剖学第2講座を前身としており,組織学を担当している.歯学部における組織学は,総論,各論,口腔組織・発生の3つに大別でき,講義・実習はこの順に行われる.

そもそも,解剖学と組織学は「からだ」の構造・名称・機能を学ぶ学問であり,不可分である.また,生理学,病理学,発生学とも関連しており,医歯学系専門科目の基盤となり,臨床科目の理解の前提ともなっている.従って,組織学の講義・実習においても,こうした関連科目との連携を常に意識するようにしている.

なお,歯学部2年生の授業では,組織切片を顕微鏡で観察し,スケッチ提出をする組織実習が18回含まれる.ご遺体を使った解剖実習と同様,実際の組織の多様性や精緻さを知る機会であり,組織学の理解を深める機会である.
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臨床活動および学外活動

<解剖体関係行事>

1月 ご遺骨返還式 於:東京医科歯科大学
5月 献体の会総会 於:東京医科歯科大学
10月 解剖体追悼式 於:築地本願寺

<学会>

3月 解剖学会
9月 歯科基礎医学会
11月 エナメル質比較発生懇話会(隔年)
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