概要 研究活動 教育活動
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スタッフ

職名 氏名(カナ) 研究者情報
教授 中田 隆夫(ナカタ タカオ)
講師 石井 智浩(イシイ トモヒロ)
助教 浅野 豪文(アサノ トシフミ)
助教 稲葉 弘哲(イナバ ヒロノリ)
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概要

 2009年4月に研究室をスタートした。これまでの研究から内容を一新し、細胞、個体レベルで、時間空間的に異なるシグナルの活性化が、どのような細胞の応答の違いを引き起こすかについて研究している。その手段として、光によって制御できるシグナル分子を開発している。
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研究活動

 光遺伝学を用いて、細胞個体等様々なレベルでのシグナルの活性化がどのような応答を起こすかについて研究している。我々はこの方法によって細胞や個体における新しい法則の発見を目指している。そのために新しいシグナル分子の開発も行っている。しかしその目標はあくまで生物の機能を分子レベルで解明することである。我々が発表したBACCS(Nat Commun. 2015; 6; 8021)は、光によって細胞のある部分にのみカルシウムシグナルを誘導することができる画期的な分子である。

<科学研究費助成>
1)「ホスホリパーゼCεによる一次線毛退縮制御機構の解明」2020.4〜2022.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 研究代表者:稲葉弘哲
2)「筋組織恒常性維持機構における細胞内イオンの分配制御」2019.4~2022.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究C 研究代表者:浅野豪文 
3)「「光」で骨を造る:革新的な骨再生療法の創出」2019.7〜2022.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 研究分担者:中田隆夫
4)「光時空間動態操作による生体内筋機能制御」2018.4 ~ 2022.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金 研究代表者:浅野豪文
5)「近赤外光に応答する光遺伝学ツールの開発」2018.4〜2021.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究C 研究代表者:石井智浩 研究分担者:中田隆夫
6)「RAC1光スイッチによるアクチン重合・分岐の急速凍結クライオ電子線トモグラフィー」2018.4〜2021.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 研究代表者:中田隆夫 研究分担者:稲葉弘哲
7)「シグナル分子の光操作による上皮細胞集団遊走機構の解析」2018.4〜2020.3
  日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 研究代表者:稲葉弘哲

<民間研究助成>
1)「光遺伝学とクライオ電子線トモグラフィによる細胞内アクチン細胞骨格の超解像度4次元観察」2020.10〜
  公益財団法人武田科学振興財団 2020年度ビジョナリーリサーチ助成(スタート)研究代表者:中田隆夫
2)「光遺伝学を用いた上皮細胞の集団遊走機構の解析」2017.8〜
  公益財団法人武田科学振興財団 2017年度医学系研究奨励(基礎)研究代表者:稲葉弘哲
3)「細胞内オプトジェネティクスによる分化可塑性の制御」2015.10〜
  公益財団法人武田科学振興財団 2015年度医学系研究奨励(基礎)研究代表者:浅野豪文
4)「新規合成タンパク質を用いた神経細胞局所シグナルの時空間的解析」2013.10〜
  公益財団法人武田科学振興財団 2013年度医学系研究奨励(精神・神経・脳領域)研究代表者:石井智浩
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教育活動

本分野は医学部講義の細胞生物学・組織学・組織学実習を担当し、研究実践プログラム、プロジェクトセメスター、他大学からの研究実習など医学部学生の研究指導を多数行うほか、研究生や歯学分野からの大学院生も受け入れ、教育を行っている。

(細胞生物学)
 細胞生物学はM2の春から夏にかけて講義が行われる。前半で細胞生物学の歴史及び基本事項について教育し、後半ではやや進んだ内容として本学教員あるいは学外非常勤講師にお話しいただいている。細胞生物学の基礎については教養でも習っているので、それと重複することがあまりないように配慮している。前半はメンブレントラフィック、細胞周期、細胞死など基本的トピックをカバーし、後半の講義では、ゼブラフィッシュによる研究、オートファジーについて、あるいは数理モデルの立て方など学生が興味を持ちやすいような内容にしている。本講義では新しい事項を暗記することが目的ではなく、それぞれの分野での考え方の違いあるいは研究者一人一人によるスタンスの違いのようなものを感じてもらうことを目標としている。

(組織学・組織学実習)
 組織学総論と各論を一体として講義し、さらに組織学実習をペアとして行うことにより、講義中に実習上の問題も理解できるようにしている。この組織学では、臨床に進んでから各科の病気についての講義あるいは病理での講義を理解できるようになるための、基本的な細胞や構造を理解することを目標としている。総論では、臨床でもよく使うHE染色切片の作成から上皮、筋、神経、結合組織の4つの体の細胞を分類し、その特徴について学ぶ。後半はさらに細かく頭の毛から歯や骨について続けて学ぶことにより、それぞれの組織の違いや共通点を理解することが目標である。
 実習は昔ながらの顕微鏡観察とそのスケッチを行っている。これは標本の中でよい部分を探し、その中のどのような構造を抽出しスケッチしているかを示すもので、それぞれの学生の力をもっともよく反映する実習であると考えている。これらの評価としてペーパーテストおよびスケッチの提出を行っている。
 2020年はコロナウイルス感染防止のため2班に分けて実習時の密を避け、消毒や換気を十分に行い対面実習を実施した。さらに実習試験はPC上で行う方法へと大きく変更した。

(2020年学生受け入れ実績)
プロジェクトセメスター:1名
修士課程大学院生:2名
博士課程大学院生(咬合機能矯正学分野より受け入れ):2名
研究生:2名
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