概要 研究活動 教育活動
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スタッフ

職名 氏名(カナ) 研究者情報
助教 布川 裕規(フカワ ユウキ)
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概要

 口腔病理学は歯学部組織においては基礎分野に所属しているが、教育職スタッフは学部・大学院教育の他、日本病理学会が認定する口腔病理専門医の資格のもと、病院内で口腔領域疾患の病理組織診断という臨床業務も行っている。年間約3,000の診断件数があり、口腔病理診断件数では日本最多となっている。
一方、基礎分野として研究にも力を入れており、教室の開祖である宮崎吉夫教授に始まり、石川梧朗教授、山本 肇教授、高木 實教授、山口 朗教授に至る80年余りの期間に数々の業績を挙げてきた。
 平成29年より池田 通教授が着任し、教室の伝統を受け継いで、坂本 啓講師、栢森 高助教とともに先端的な細胞生物学研究から臨床病理学研究まで包括する幅広い研究活動を行っている。このような環境の中で、将来日本の口腔病理学分野を担うべく、若い人材が大学院生として東京医科歯科大学のみならず全国から集っている。これら大学院生は、医学部病理学分野との垣根がない環境でトレーニングを受けながら口腔病理専門医の取得を目指すとともに、博士(歯学)の学位取得のために口腔疾患の先端的病理学研究に従事している。
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研究活動

・硬組織関連疾患に関わる病因・病態に関する研究
・口腔疾患(特に口腔癌及び歯原性腫瘍)の病因・病態に関する研究
・悪性腫瘍の浸潤・転移に関わるがん微小環境に関する研究
・口腔病理診断を基礎とした臨床病理学研究
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教育活動

学部教育では病理学総論及び口腔病理学のユニットを担当する。病理学総論では全身疾患の理解に不可欠な病理学の基本を、口腔病理学では、病理学総論で学んだ知識を基礎に、各論として口腔領域の疾患に関する病理学を歯学部3年生に教えている。

大学院教育では博士の学位論文研究の指導を行うとともに、口腔病理専門医の資格取得に必要な全身の病理解剖及び病理組織診断の指導を、医学系大学院生と同じ環境で行っている。
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