概要 研究活動 教育活動 臨床活動および学外活動
ホームページ http://www.tmd.ac.jp/med/ccm/ccm-J.htm

概要

集中治療医学/医療に特化して取り組んでいる。集中治療部における集中治療専門医の役割は、多専門分野にわたる重症病態の治療を調整し、指導することにある。重症病態に陥ると、呼吸、循環、代謝を中心として原因疾患にかかわらず共通の病態を示す。このような重症患者は、絶えざる監視・評価により状態の変化をすばやくとらえ、即応した治療を行なうことが重要である(minute-to-minute titration of therapy)。集中治療専門医はこのtitration therapy を行ない、統合的な治療の一環を担っている。このためには、ICUスタッフと主治医グループが協調して治療にあたることが重要である。重症病態に対して、各患者の最適な生理的状態を維持するように治療を行ない、生命維持が確保されている間に原因疾患の治療、改善を図ることが集中治療医学の目的である。
 集中治療医学が取り組んできた病態/疾患/治療法を具体的にあげると、各種ショック、急性呼吸不全、人工呼吸、敗血症、多臓器不全症候群、酸塩基平衡異常、電解質異常、急性腎不全、急性中枢神経障害(意識障害)に対する集中治療、薬理学的/機械的循環補助、栄養管理、血液浄化法、院内感染症防止策/治療、等である。
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研究活動

 臨床面での発想から出発した、基礎的課題の研究、および臨床研究を主題としている。平成22年度から5年間科学研究費補助金基盤研究(C)の助成を受け、急性腎傷害(腎虚血―再灌流傷害、造影剤腎症)における心房性ナトリウム利尿ペプチドの腎保護作用メカニズムの研究に取り組んだ。平成25年度からは、ラットの盲腸結紮穿刺モデルにて、敗血症性ショック治療におけるpolymyxin-B固定ファイバーカラム血液灌流(PMX-DHP)のメカニズムの解明に取り組んでいる。臨床研究では、心臓血管手術関連の急性腎傷害における心房性Na利尿ペプチドの腎保護効果と医療評価―多施設共同ランダム比較試験―に取り組んだ。この試験には、11の病院が参加した。
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教育活動

卒前教育
系統講義:4年生対象、2時限
1.急性呼吸不全/人工呼吸(三高)
2.敗血症/多臓器不全(三高)
3.気道確保(中沢)
4.呼吸生理(中沢)
5.救命救急医学試験
クリニカルクラークシップ:5、6年生対象、心臓血管外科と合同で行ない、Critical Care部門として集中治療部での集中治療実習を担当している。
 集中治療部の患者1-2人に関して、朝、晩のカンファランスを中心として実習を行なう。朝、8:30からの回診前にデータをそろえて、回診時にpresentationを行ない、その日に行なうべきことをチェックし、一日かけて受け持ち医、集中治療部指導医と共に患者の治療、検査を担当する。朝、晩に教授(もしくは代理者)を中心としたsystem-oriented roundsにおいて、受け持ち患者のsystem-oriented presentationを行なう。
 教室の抄読会で、Critical Care Medicine 領域の代表的な最近の論文の抄読を担当させ、Power Point による発表を行っている。
研修医の集中治療部実習:
 2ヶ月間、集中治療部での実習を行っている。重症患者の呼吸・循環・代謝管理を学び、エコーや気管支鏡の操作、カテーテル挿入などを学習している。また、Intensive Care Medicineの最新の文献を読み、抄読会での発表を行っている。

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臨床活動および学外活動

中央診療部門の一つである集中治療部において、集中治療部専任医師、集中治療専門医が専従で集中治療部に常駐し、重症患者さんの呼吸・循環・代謝管理および治療を担当している。これらの集中治療部医師は、ICUスタッフと主治医グループと共に毎朝、回診を行ない、各患者にとって最適な管理および治療の方針をたて、それを実践している。
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